丸源の技 その1:刃が大きく良く切れる

切味が違う、特許取得「コンビ目立Ⅲ」

コンビ目立Ⅲとは、厚い鋸板の中に薄い鋸板を作り出し、さらに小さな刃で大きな刃を再現して切れ味を良くする特許取得の特殊目立のことです。 鋸は板の厚さが同じなら刃が大きい(刃数が少ない)方がザクザクと良く切れ、刃の大きさが同じなら板の薄い方が良く切れます。そして板が厚ければ折れにくく、刃が硬い方が耐久性があります。

丸源の鋸には1つの鋸に外アサリ・アサリなし・内アサリの3種類の刃がついています。外アサリの刃で木くずの詰まりを防止。アサリなしの刃で鋸の沈みを良くし、内アサリの刃で薄い板を作り出すとともに、より強力な推進力を生み出します。また切っていく場所が違う三種類の刃を一対ずつ交互に並べることで、一対の刃がそれぞれ大きな刃と同じ役割を果たします。大きな刃の方が切れが良いためザクザク切れますが、実際には小さな刃が多くついているので、1本の鋸で太枝から細枝まで切ることができます。丸源の鋸は、他社よりも厚い板を使用しています。他社では考えられないような極厚の板で力を入れなくてもしっかり切れるのは、このコンビ目立Ⅲによるものです。

矢印①の方向から見たところ

通り道が一緒の同じ刃どおしの距離は、一般的な目立刃の外アサリは2倍、アサリなしと内アサリは四倍になって、大きな刃がついているのと同じ状態になるのでザクザクと良く切れます。 しかし実際には3種類の小さな刃が交互についているので、大きな刃では切りにくい細枝も簡単に切ることができます。

矢印②の方向から見たところ

アサリのある刃(AA')とアサリのない刃(BB')は切っていく場所が違います。AA'は渋くありませんが、鋸の沈みは良くありません。 BB'は渋く動かなくなりますが鋸は良く沈んでいきます。さらにCC'を加え、板の薄い鋸を作り出すことによってより軽く切れて沈みが良くなります。